第19回 大阪武道祭


(1)日時 平成27年2月11日(祝)午後12時30分開会
(2)場所 大阪市中央体育館 サブアリーナ
(3)主催 大阪武道協議会
(4)その他 大阪府の武道団体(弓道・柔道・日本拳法・空手・銃剣道・少林寺拳法・なぎなた・剣道)による演武が披露されます。
当連盟は剣道、居合道、杖道の演武を行います。
多数のご観覧をお待ちしています。入場料は無料です。

 

大阪府剣道連盟では、剣道・居合道・杖道それぞれの演武を行います。 各道の演武について、演武・指揮される先生方や各形等についてご説明させて頂きます。

 

1.剣道
指揮 教士七段 石田 真理子
演武者 大阪府警察 女子特別訓練員 他
古武道の剣術のうち江戸時代後期に発達した防具着用の竹刀稽古(撃剣)を直接の起源とする。江戸時代末期には流派を超えて広く試合が行われるようになった。明治時代以降、大日本武徳会が試合規則を定め競技として成立した。太平洋戦争後に大日本武徳会は解散し、その後発足した全日本剣道連盟が事業を継承している。

 

2.居合道 無双直伝英真流 太刀打之位
打太刀 教士八段 光行 良一
仕太刀 教士七段 本郷 雅昭
無双直伝英真流とは古来から伝えられた居合流派です。中興抜刀術の祖といわれる林崎甚助重信より七代目長谷川主税英信は武芸に非常に優れ、無双直伝英信流の開祖とされます。九代目林六太夫守政以降、当流が土佐藩に伝承されることとなりました。近年になり十七代目大江正路が当流を整理統合され、今日の形態を確立し、現在に至っています。

 

3.居合道 無外流 太刀打之形
打太刀 教士七段 東  弘一
仕太刀 教士七段 柴田 勝己
日本古来の伝統武道である居合道の一流派です。江戸時代、江戸麹町に道場を開いた近江甲賀郡出身の辻月丹資茂を流祖とし、現在の兵庫県や大阪府など関西地方に広く普及した流派です。 現在の無外流は、無外流中興の祖である中川士龍先生によって「無外流居合兵道」として確立しました。

 

4.神道夢想流杖道 全日本剣道連盟杖道
打太刀 教士七段 石河 和彦
仕太刀 教士七段 古谷 重勝
江戸時代初期の武術家・夢想権之助が創始した神道夢想流杖術をベースに昭和43年、全日本剣道連盟において制定されました。使用する武器は長さ128cmの樫の丸棒(杖)で、太刀・槍・薙刀等の技を取り入れた総合武道です。権之助は宮本武蔵に剣で立会い敗れた後、杖術の研究を重ね武蔵と立合い勝利したと伝えられています。

 

5.一心流 鎖鎌術
杖道錬士七段 近藤 眞佐雄
坂上  亨
両刃の鎌と分銅を鎖で結んだ「鎖鎌」を用い、斬り込んでくる太刀に対して,鎖を巻き付けたり,鎌で斬ったり,分銅を投げたりして応じる表技12本、裏技12本が伝えられています。遠祖は念流の始祖・慈恩とも言われています。

 

更新日:2015.02.02